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ヒグチアイ
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走馬灯
作詞:ヒグチアイ 作曲:ヒグチアイ
肩書きが名刺の真ん中に書かれていて 親がくれた名前はいつのまにか消えた ママでもない 主任でもない おまえでもない おばさんでもない わたしはどこにいるんだろう
わたしじゃないなにかに成り代わっていれば 言われたことに傷つきにくいことを知ってから 頼ってた 頼りきってた 迷いはなくて 迷う暇もなくて わたしから逃げてきたんだよ
朝起きて鏡の前で おまえは誰だと呟く 卒業証書をもらったときは たしかにたしかにわたしだった
あの頃に戻りたいのは 楽しかったからじゃなくて 疑うことなく何者でもない わたしがいたから 更多更詳盡歌詞 在 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網
どれぐらい稼いで なにを買ったのか だれとのんで どれだけ寝てないかを 競っている 飲み屋の隅で 大切なもの 守るために 上手く笑えるようになるんだ
虚しさを 照らした街灯 全部捨てたいと 思う夜 捨てらんないよな 簡単じゃないよな だから うまく ごまかしてる
つまづいて 立ち止まれば 脳裏に浮かぶ走馬灯 スカートの下に体操服はいて 坂をのぼる 赤い自転車
あの頃に戻りたいのは 楽しかったからじゃなくて 疑うことなく何者でもない わたしがいたから
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